こんにちは!代表の佐藤です。
今回の記事では確定申告について詳細を記事にしていきます。
チャットレディのお仕事は他のアルバイトに比べてかなり高収入を期待できるお仕事。その中で税金関係について気になる方や分からないことなど沢山あると思います。所得税や住民税その他様々なものがあります。ですが副業をしたい場合
「本業の会社にバレたくない」と、思う方はたくさんいると思います。
なので、記事では確定申告に必要な事前準備や申告方法、様々な有益情報をわかりやすく丁寧に説明していきますのでチェックしてみてください。
所属事務所によって違う
結論、チャットレディの副業をするにあたってほとんどの方が確定申告をする必要があると言えます。
バイトや、正社員で働いている方は会社側で確定申告をして頂けることが多いです。
チャットレディ以外にもキャバクラやフリーランスのお仕事などは歩合制のお仕事なので自分で働いて稼いだお金(所得)を申告し納税義務が生まれます。
まずあなた自身がどのような形態でチャットレディのお仕事に就いているかを理解する必要があります。
チャットレディの働き方としまして運営サイトと直接契約をしている場合、代理店事務所(プロダクション)などに契約している場合など様々です。
自分で運営サイトと直接契約をしている場合
国内・海外のライブチャットの運営サイトと直接契約している場合の多くは、個人事業主とみなされるため、自分の利益や経費の計算をして確定申告をする必要があります。
申告をしないで放置すると税務署から調査が入る可能性があるため早めに申告をしましょう。
代理店事務所などでお仕事をしている場合
ほとんどのチャットレディさんはこのケースが多いのではないでしょうか?
代理店に所属している場合でも、まずその事務所が給与を渡す際に源泉徴収など本来納めるはずの税金を差し引いているか確認しましょう。
大抵、自分で申告をしなくてもいいように管理されていますがそうでない事務所の場合は個人事業主の括りになるので各個人で確定申告を行う必要があります。
確定申告の基本的な流れ
所得税の確定申告とは、所得(売り上げから経費を差し引いた儲け)にかかる税金を計算し、国(税務署)に納めるべき税額を報告することです。
計算期間は1月1日~12月31日までの一年間で、翌年の2月16日~3月15日のあいだに、税務署に申告書類を提出するのが原則です。
チャットレディのお仕事で経費として計上できるもの一部ご紹介します。
・化粧品、メイク用品
・電気料金、インターンネット料金
・家賃
・パソコン代金
・衣装代
・コンタクト
家賃やインターネット代金は働き方によって経費として計上できない可能性があるので一般的に経費として計上できる割合などは別で調べる必要があります。
確定申告が必要かどうかを確かめる
年間の所得(収入ー支出)を計算して確定申告が必要かを確かめます。この時に確定申告が必要でなくてもしっかりと帳簿はつけるようにしましょう。
・専業でチャットレディをしている場合、所得が38万円以下の場合は確定申告をする必要がありません。
・副業でチャットレディをしている場合、副業で個人事業で行っている場合には、副業での所得が20万円以下では確定申告の必要がありません。
確定申告のやり方と説明
申告といっても税務署に対する所得税の確定申告と、市役所、区役所などに対する住民税の申告の2つがあります。チャットレディでの儲けが出た場合には、基本的に税務署に対する所得税の確定申告が必要となります。その場合だと、住民税の確定申告は不要だという事を抑えていてください。
1・確定申告のやり方
確定申告書という書類を作成して税務署に提出する必要があります。
・自分で作成する
・税務署などで行われる無料相談に行く
・税理士に依頼をして作成する
・国税庁ホームページからダウンロードする
のいずれかで作成することになるでしょう。
副業としてチャットレディをしている方は「確定申告書(A様式)」、本業でチャットレディをしている方は「確定申告書(B様式)と収支内訳書」が必要になります。
確定申告の提出の際には
・マイナンバーカード(写真付きのもの)
・マイナンバー通知カードと写真付き身分証明書
・源泉徴収票
の上記が必要となります。
チャットレディのお仕事で得た所得にかかる税金は以下の3つとなります。
・所得税
一定以上の所得のある方に課せられる国税であり、所得金額が増えるにしたがって税率が高くなっていく「累進課税制度」が採用されています。
・住民税
居住する自治体に納付する地方税のことです。自治体によって税率は若干異なりますが、一定以上の所得に対して一律10%程度の住民税を納める場合が一般的です。
・復興特別所得税
復興特別所得税とは、東日本大震災の復興を目的に時限的な措置で国民に納付を求めている国税であり、所得税の2.1%に相当する税金を納める必要があります。
所得とは何か?
前述をざっくりしましたがわかりやすく解説したいと思います。
所得税や住民税がかかるのは収入ではなく所得です。所得とは収入から「収入を得るために使った必要経費」を差し引いて残ったお金(利益)のことを指します。
例として200万円の収入を得るために、必要な経費を50万円使ったのであれば、差し引き150万円が貴女の「所得」となります。
また、日本では納税者が無理なく所得税を納付できるように、所得から差し引ける各種所得控除が認められています。
白色申告と青色申告の違い
確定申告の方法には、一般的な白色申告と、税金での優遇措置の得られる青色申告の2種類があります。
白色申告では簡易的な記帳が認められるなど手続きを簡単に済ませられる特徴がありますが、税金面での優遇措置はありません。
一方青色申告は、最大65万円の特別控除が得られるほか、赤字を三年間繰り越せるなど白色申告にはない節税メリットがあります。
まずどちらで確定申告を行うのかを決定しましょう。
チャットレディの副業収入のある方なら雑所得で白色申告、本業の方なら事業所得で青色申告をするパターンが一般的ですが、本業に負けないチャットレディでの所得が見込めるのであれば、青色申告がオススメです。
青色申告を検討しているチャットレディの方なら、事前に「開業届」と「青色申告承諾申請書」を税務署に提出しておきましょう。白色申告であれば事前の届け出などは必要ありません。
帳簿を用意して記帳し、領収書を保管しよう
収入から所得を算出するために、帳簿を用意して収入・支出を記帳し、必要経費として使ったものを証明できる領収書などを保管しておきましょう。これはチャットレディをする方に限らず確定申告を行う方には必須事項です。
なぜ記入しないといけないの?と思った方もいると思います。
なぜなら納税者には少なくとも5年間帳簿と証憑の記帳・保存が義務つけられているからなんですよね。ただし、白色申告に関しては簡易的な記帳が認められている為、収入がいくらなのか?必要経費としていくら支出したのか?が客観的に見てわかるように記載されていれば問題はありません。
確定申告の一連の流れ
①確定申告に必要な書類を準備する
・給与所得や公的年金などの源泉徴収票。
・医療費の領収書、国民保険料控除証明書、生命保険の控除証明書など
②申告書や付表、計算書等を準備する
・申告書A.Bの準備
③申告書の作成
手順1.住所、氏名の記入
手順2.収入金額、所得金額の計算をする
手順3.所得控除を計算する
手順4.税金の計算をする
手順5.還付される税金の受け取り場所を記入する(申告書第1表を完成させる)
手順6.住民税に関する事項を記入する(申告書第2表を完成させる)
上記に掲載したことが確定申告の流れになります。
確定申告を怠るとペナルティが課せられる!?
確定申告を怠っていると税務署から所得税のお尋ねという調査票が送られてきます。これを無視した場合税務者が独自に調査をしたチャットレディの収入から検査した所得税を課せられる場合もあります。
確定申告を怠れば「無申告加算税」や、期限内に所得税を納付しなかったことによる、「延滞税」などのペナルティが課せられます。また、所得隠しなどの悪質なケースの場合「重加算税」が課せられることもあるため確定申告は確実に行いましょう。
確定申告をすれば会社にバレない・
副業禁止の会社で働いていて、どうしてもチャットレディのお仕事が本業の会社にバレたくないと思っている場合は必ず確定申告を行いましょう。
会社で働いていて副業がばれてしまったとよく耳にすることがありますが、その原因はほとんど住民税によるものです。
住民税は会社での所得と副業での所得を合わせた総所得から計算されます。
住民税は会社から天引きされるため、会社は役所から住民税額の通知が来ます。
その時に会社の想定以上の金額が来てバレてしまうケースがほとんどです。
なので副業収入を自分で納付すればバレません。
確定申告書内にある「住民税に関する事項」の欄に、「住民税の徴収方法の選択」を「自分で納付」にすれば会社にバレることはありません。
ここまで、会社に副業がばれないようにする方法を説明しました。しかしながら、会社に知られたとしても職種まではわかりません。つまり、副業の内容であるチャットレディとして働いている事がばれてしまう原因は他にあります。
・信用できると思った人に言っている
・チャット中に方言や本業の話をする
このようなケースがほとんどです。
噂というのは広まるのも早いですしなかなか消せるものでもありません。話したくなってもできるだけ話さないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?一見難しそうな確定申告ですが1度やってみるとシンプルで簡単なので今年からチャレンジしてみてください。
正しく確定申告を行えば節税が出来る場合もあります。
もしプロダクションに所属している場合はスタッフに相談する、もしくは税理士などに聞いたりしてみましょう。